発明ではなく、活用せよ
経営者が自ら考えることはとても大事なことです。
ただすべてを0から考えることは、効率的ではありません。
私たちの人生の時間は有限です。
本当の目的を果たすために、そのプロセスで費やす時間は節約すべきです。
その観点から、先人が残してくれた成果を上手く活用することで、
自分の時間を他のことに使えるようになります。
つまり、応用の連続であるということです。
オリジナリティは、既にあるものを材料にアレンジして創り出すのです。
どうしようかと発明する前に、
このプロセスを既に通過した例はないかを探してみましょう。
前例を見つけることができたら、
今度はそれをアップデートする工夫に時間を使うのです。
こうすることで、0から1を生み出す以上に、
高価値かつオリジナルのアイディアを生み出すことが可能になります。
経営者は、自らの時間も自社の大切なリソースと考える必要があります。
リソースをより効果的に投資する選択をすることは、経営者として最も大事な仕事の一つです。
したがって、発明に時間を使うのではなく、
前例を上手に活用する工夫をしていきましょう。