事業はフォーカスしているか?
自社の価値は何か。
経営者はこのことを考える必要があります。
収入とは、貢献した対価です。
つまり何かのお役に立った貢献料です。
したがって収入額を増やそうとするならば、
貢献量を増やす必要があります。
貢献とはつまり、
自分たちが提供している介在価値のことです。
経営者が創り出しているのは、
この介在価値に他なりません。
もしこの介在価値が無いにも関わらず、収入が生み出されているのであれば、
恐らく中長期的では、その状況はマイナスへ向かうはずです。
したがって、経営者が長きに渡って収入を得続けるためには、
社会に対する介在価値を提供し続ける必要があるのです。
ではどうしたら価値を創り出せるのか。
そのための一つのアプローチは、絶対価値と相対価値を考えてみることです。
絶対価値とは、自社が介在することで、
現状よりもより良くなる影響です。
相対価値とは、他社と比較した時に、
自社の方がより良いポイントです。
まずは絶対価値を考えます。0から1を生み出すイメージです。
次に相対価値を高めます。1から10へ向かうイメージです。
なぜ相対価値を高める必要があるかと言うと、
自社よりもより高品質で、低価格なものがあれば、
自社を選んでもらう必要性は相対的に低くなります。
選ばれないということは、
そもそも貢献できる機会を得られず、結果収入は得られません。
したがって相対価値を高めるためにも、
自社の強みを強化することです。強い事業にリソースを集中するのです。
選ばれて初めて貢献できるチャンスとなり、
収入を得る機会となります。