すべては主観に過ぎない
どんなに客観的に見ようと試みても、
それは主観の域を超えることはありません。
見ているのは、また見えているのは、
すべて自分のフィルターを通しているからです。
そしてこれは、自分自身のみではありません。
すべての人の意見は、その人の主観です。
つまりどの意見も、主観である以上、
絶対的なものではありません。
だからこそどの意見を採用するかを、
自分自身で選択していかなければなりません。
その上でどんな意見を参考にすべきかで考えてみると、
自分自身が成し遂げたいことを既に成し遂げている方の主観です。
なぜならば、まだ成し遂げていない自分の主観よりも、
既に達成している方の主観の方が、実現確率が高いはずだからです。
既に達成している方は自身の経験に裏付けされたものである分、
例え自分自身ではイメージできないことでも、試してみる価値があると思います。
そして実際に試してみる場合は、
他の人の意見であったとしても、「自分で選んだ意見」だという能動的さが大事です。
自分の人生の最高責任者が、自分であるという考えに立つと、
自分以外の観点を採用した責任者もまた、自分自身であるからです。