Dear Headhunters

Context change & High performance OS install

発明ではなく、活用せよ

経営者が自ら考えることはとても大事なことです。

ただすべてを0から考えることは、効率的ではありません。

 

私たちの人生の時間は有限です。

本当の目的を果たすために、そのプロセスで費やす時間は節約すべきです。

 

その観点から、先人が残してくれた成果を上手く活用することで、

自分の時間を他のことに使えるようになります。

 

つまり、応用の連続であるということです。

オリジナリティは、既にあるものを材料にアレンジして創り出すのです。

 

どうしようかと発明する前に、

このプロセスを既に通過した例はないかを探してみましょう。

 

前例を見つけることができたら、

今度はそれをアップデートする工夫に時間を使うのです。

 

こうすることで、0から1を生み出す以上に、

高価値かつオリジナルのアイディアを生み出すことが可能になります。

 

経営者は、自らの時間も自社の大切なリソースと考える必要があります。

リソースをより効果的に投資する選択をすることは、経営者として最も大事な仕事の一つです。

 

したがって、発明に時間を使うのではなく、

前例を上手に活用する工夫をしていきましょう。

事業はフォーカスしているか?

自社の価値は何か。

経営者はこのことを考える必要があります。

 

収入とは、貢献した対価です。

つまり何かのお役に立った貢献料です。

 

したがって収入額を増やそうとするならば、

貢献量を増やす必要があります。

 

貢献とはつまり、

自分たちが提供している介在価値のことです。

 

経営者が創り出しているのは、

この介在価値に他なりません。

 

もしこの介在価値が無いにも関わらず、収入が生み出されているのであれば、

恐らく中長期的では、その状況はマイナスへ向かうはずです。

 

したがって、経営者が長きに渡って収入を得続けるためには、

社会に対する介在価値を提供し続ける必要があるのです。

 

ではどうしたら価値を創り出せるのか。

そのための一つのアプローチは、絶対価値と相対価値を考えてみることです。

 

絶対価値とは、自社が介在することで、

現状よりもより良くなる影響です。

 

相対価値とは、他社と比較した時に、

自社の方がより良いポイントです。

 

まずは絶対価値を考えます。0から1を生み出すイメージです。

次に相対価値を高めます。1から10へ向かうイメージです。

 

なぜ相対価値を高める必要があるかと言うと、

自社よりもより高品質で、低価格なものがあれば、

自社を選んでもらう必要性は相対的に低くなります。

 

選ばれないということは、

そもそも貢献できる機会を得られず、結果収入は得られません。

 

したがって相対価値を高めるためにも、

自社の強みを強化することです。強い事業にリソースを集中するのです。

 

選ばれて初めて貢献できるチャンスとなり、

収入を得る機会となります。

チームの力を活用せよ

集団は、個人より賢い。

エリック シュミット

 

私たちが一人で考えられること、知っていることには、

現状レベルにおいての程度があります。

 

また投資できる時間も個人においては、

負う1日24時間が上限です。

 

しかしチームで仕事をする時、メンバーの頭脳や時間を考えると、

一人でする時に比べて、より多くを活用できるようになります。

 

個人のみならず、個人を含むチームとして、他の人のリソースと合わせることで、

より大きな成果を実現できる可能性がアップします。

失敗したからって何なのだ?

失敗したからって何なのだ?

失敗から学びを得て、また挑戦すればいいじゃないか。

ウォルト・ディズニー

 

私たちは、失敗に対してどんな「意味付け」をしているでしょうか。

そしてその意味付けは、私たちにどんな影響を及ぼしているでしょうか。

 

私たちの人生を変えるカギは、行動です。

従って私たちが失敗に付けている意味は、行動を制限するのではなく、

行動を促進するものでありたいです。

 

仮に失敗したからといって、そこにはどんな意味があるでしょうか。

自らで力付けられる意味を、自らでつくることが可能なのです。

うまくいく会社と、うまくいかない会社

うまくいく会社と、うまくいかない会社の分岐点は何か?

その鍵を握っているのは、経営者だというのが私の考えです。

 

会社を飛行機に例えて考えてみるならば、

コックピットに乗っているのが経営者です。

 

飛行機が無事に目的地にたどり着くために、

あらゆる状況を把握し、判断及び操縦をしていきます。

 

その際状況を正確に掴めなかったり、予想や判断を誤ると、

目的地にたどり着けないだけではなく、搭乗者を危険にしてしまうリスクさえあります。

 

経営者とは、常にチャレンジングなポジションであり、

そして会社全体の責任を負う役割です。

 

経営者は、目的地到着のために、

全体が機能していることをつくり出す必要があります。

 

直接の実務をやらないにしても、

実務が行われ続ける仕組みを創る必要があります。

 

会社をうまくいかせるためには、

最大のキーである経営者のメンテナンスを怠らないことが重要です。

イライラしてしまう時の対処法

イライラしてしまう時、そのほとんどは、

恐らく「自分のことしか考えていない」時です。

 

例えば、自分の思い通りにならずにイライラしている時、

相手の都合はほどんど考えていません。

 

「イライラ」は「アラーム」だと認識をしてみるといかがでしょう。

「自分のことしか考えていない」かもしれないと、確認してみるのです。

 

イライラしながらのコミュニケーションは、

極論を言うと、非常に自己中心的な視点です。

 

そのコミュニケーションの主目的は、

相手のためではなく、自分のためにしているものだからです。

 

そんな時は、主役を自分ではなく、相手にしてみるのです。

コミュニケーションを、自分のためではなく、「相手のため」のものに変えてみるのです。

 

自分の意識が「どうしたら相手をより良くできるだろうか」に集中しますので、

自分の思い通りかどうかの優先順位は、相対的に下がります。

 

自分の方に向いていた矢印を、相手の方に向けるのです。

きっとイライラしていた自分の内面の変化を体験することと思います。

 

相手のために起こした変化が、結果的には自分にとってもプラスとなります。

相手を傷つけるのではなく、助けるのです。ぜひ一度お試しくださいませ。

幸、不幸を決めているのは、誰か?

「私は、幸せです。」「私は、不幸せです。」

これらは、どちらも真実でしょうか。

 

同じ状況に陥ったとしても、

ある人は「ついていない」と言い、ある人は「ついてる」と言います。

 

つまり幸、不幸は単に「解釈」であり、

その解釈を決めているのは他ならぬ自分自身です。

 

「私は、不幸せです。」と言う時、

その解釈を選んでいるのは、自分自身なのです。

 

自分自身で選んでいるのなら、

本来はどんな解釈を選択することも可能なはずです。

 

しかし時に私たちは、

自分のパワーを落とすような選択をしてしまいます。

 

そんな時恐らく共通しているのは、

誰かのせい、何かのせいにしているということです。

 

つまり自分以外の何かに、

幸、不幸の決定権を明け渡してしまっているのです。

 

これは大変もったいないことです。

自分の人生の主導権を、自ら手放してしまっているからです。

 

しかも、自分にとってプラスではなく、

マイナスになるような形でです。誰も得をしていないのです。

 

ぜひ改めて幸、不幸を決めているのは、

自分自身であることを認識し直しましょう。

 

そして、自分にとってはもちろん、

関わる人も全員ハッピーになれるような解釈を選択しましょう。

 

それは今、この瞬間から、

私たち全員が選択可能なことです。